自動車の解体作業

自動車は様々な素材から構成されています。
大きく分類すると三大素材に分けられていて、鉄、アルミ、樹脂になります。
自動車の大部分を占めている鉄は、鋼板、構造鋼、ステンレス鋼、鋳鉄などがあり、鉄系材料としての割合は70〜80%になります。
近年になりアルミなどの非鉄金属や樹脂の素材も多く使われるようになってきましたが、割合としては8%程度だそうです。
そのほかにはタイヤなどのゴム類、ガラス、触媒関係などがあります。

解体の作業は、部品毎に再利用の価値があるもの、金属資源として扱われるものというように目的でわけられます。
利用価値のある部品がすべて取り外されたあと、エンジンや動力系、ドア・パネルなどの外装部品、エアコンや補記類など中古パーツとして保管され、要求にお応じて取引されます。
場合によっては、カットボディー・車両丸ごとが取り引き、されとくに海外への貿易の対象となることもあります。
分解に手間がかかり、回収に見合わない小物部品などは、そのままシャーシに取り付けられたままスクラップに出されることもあります。
使える部品を取り外され、シャーシのみになったものは、自動車リサイクル法に定められた適切な期間農地に、破砕専門の業者によってスクラップにされます。

以前までは自動車リサイクル法というのはなかったが、日本で廃棄される自動車は、一年間で400万台を超えるようになったのが法制定の背景にあるようです。
自動車を廃棄する際、主に内装材を処理する時に発生するシュレッダーダストとよばれるものや、オゾン層の破壊原因となるエアコンのフロンガス類など、処理が困難なため、有料での処理となります。
そのため自動車を登録する際にリサイクル税として所定の料金を支払うことが義務づけられています。

自動車を解体し廃棄をおこなうには、そういったリサイクルや環境への配慮などが密接に関係しているということなんですね。